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いま思い起こす日大闘争の端緒…日大アメフト部反則アタックを巡って

Posted by Ikkey52 on 23.2018 事件   0 comments   0 trackback
 日本大学アメフト部の選手が、試合中に無防備な状態の関西学院大学の選手に後ろからタックルし、けがを負わせた問題がニュース・シーンを賑わせている。最近のマスメディアのニュース・センスや報道姿勢に、自分は疑問を抱くことが多い。この件に関しても、「たかがアマチュア・スポーツの悪質反則程度の話で、なぜここまで集中豪雨的に報じる必要があるのか」と、さっぱり理解できなかったが、報道を何気なくフォローするうち、背後に広がる闇の深さがようやくわかってきた。元凶は大学の経営体質だ。

 最初におことわりしておくが、自分は清も濁も併せて存在するのが現実世界だと思っているので、「SNS世論」が匿名をいいことに垂れ流す「きれいごと」には辟易しているし、企業不祥事の謝罪会見でお約束になってしまった経営幹部らの平身低頭ぶりもうんざりだ。そうではあるが、今度の件で、日大アメフト部、というより学校法人日本大学の取り続けている往生際の悪い、タイミングを失した対応には、やはり驚きを禁じ得ない。ひょっとしたら、世間一般の集団、団体とは全く違う行動原理に支配されているところなのではないか。しかも病根は、いまどき流行らない経営トップ(田中英壽理事長)の個人独裁らしい。100億円からの私学助成金を吞み込んで、危機管理学部まで持つ組織の在り方としてはいかにも時代錯誤だ。

 教職員組合が経営陣一新の声をあげているが、所属組織のコンプライアンスに絡んで労働組合がそこまで言うというのは、労使関係が破綻している証左だ。そこで思い出すのは日大闘争。もう半世紀も前のことになる。いわゆる70年安保に向けて全国の大学、短大、高校、ところによっては中学でも燃え盛った学園闘争のなかでも、大衆運動のモデルとなった最大の戦いだった。安田講堂の攻防戦が印象に強く残る東大全共闘の戦いとよく比較されたが、政治はもとより母校を取り巻く情況にも関心の薄かった一般学生を目覚めさせ、広範に共感を広げ、直接行動に立ち上がらせた手腕に関する限り、あの日大全共闘のそれとは比べものにならない。
日大闘争
(日大全共闘HPより)

 日大全共闘には秋田明大、田村正敏ら傑出したリーダーがいた。秋田らが敵として見据えたのは、当時の学園経営トップ古田重二良会頭だったが、この古田が典型的な独裁者。裏口入学、不明朗な経理処理、右翼や暴力団を使った学内反対派潰しなどが次々暴かれ、世間をあきれさせた。日大全共闘後段の戦いのなかでは、「日大アウシュビッツ体制」なる呼称も使われた。

 暴露的なネット情報は、眉に唾して見なければならないが、探してみたところ、いまの日大全体を牛耳っているとされる現理事長田中英壽と著名な暴力団組長とのツーショット写真が出てきた。田中日大理事長と司忍六代目_convert_20180523221340相撲部OBだという田中の堂々たる押し出しは現代極道のドンと並んでも何ら遜色がない。田中の力の源泉は体育局だという。その事務局長に法人ナンバー2の理事である内田前アメフト監督を人事担当としておき、睨みをきかせているとの解説もある。真相はいまひとつわからない。
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