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体内で二度崩壊するストロンチウム90と「すい臓がん増加」

Posted by Ikkey52 on 14.2016 原発   0 comments   0 trackback
 医学方面には全くの門外漢の自分にさえ、膵臓がんは恐ろしいとの刷り込みがある。進行が早く手が付けられないとも聞く。先日もテレビのコメンテーターだった竹田圭吾の訃報が流れた。医者の不養生とはいうが、内科医になった幼馴染のひとりも現在闘病中だ。すい臓がんが増えている印象はぬぐえない。つい飽食時代との因果関係を考えがちだが、ストロンチウム90が関係しているとの説があり注目した。

 ストロンチウム90は、比較的よく知られた放射性物質で半減期は約29年。発電炉からはほとんど放出されないが、核兵器の爆発によって大量に発生するし、チェルノブイリ事故でも大規模なストロンチウム汚染があったと指摘された。当然、フクイチ事故でも広範囲に拡散した。冷戦真っ盛りの時期、米ソが大気圏内核実験を行っていた影響で、1960年代前半当時の日本人は1日に約1ベクレルのストロンチウム90を取り込んでいたと推定されている。
(原子力資料室 原発きほん知識 http://www.cnic.jp/knowledge/2590)

 いったんヒトの体内に入ったストロンチウム90は骨に取り込まれる。やっかいなのは、その後だ。ストロンチウム90は、β崩壊してイットリウム90という物質に変わり、このイットリウム90はさらにβ崩壊してジルコニウム90に変わる。二度にわたるβ崩壊はストロンチウム90が消えるまで同時に起こり続ける。ヒトの健康な細胞がより長期間、放射線=崩壊エネルギーに晒されるのだ。ストロンチウム90からイットリウム90になると、骨から肺、心臓、生殖器などに移動して行く。しかも動物実験で、膵臓に最も高く集中することが分かっている。
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-3941.html

 冷戦時代の放射性降下物の人体への影響を、広範に調査研究したアメリカの著名な放射線物理学者アーネスト・スターングラスは、東北大学医学部の調査を援用して次のように述べる。
「日本のすい臓がんは1930年から1945年ころまでは低く、その後、1962〜63年ころまでには12倍に増加しています。この12倍になった死亡率が、2003年までには、さらにその3倍から4倍になったのです。ストロンチウム90やイットリウムが環境に放出されることがなければ、膵臓がんの死亡率は減少していたでしょう」。
http://fujiwaratoshikazu.com/2011disaster/

 スターングラスの分析を裏付けるデータがある。チェルノブイリ事故後、6年経ってからベラルーシでは糖尿病が劇的に増加したというのだ。すい臓の細胞がやられるから、糖尿をおさえるホルモンであるインスリンを分泌が悪くなる。それが後天性の糖尿病だ。血糖であふれかえったドロドロの血液は血管を傷つける。脳梗塞や心筋梗塞、動脈瘤破裂などを引き起こして突然死にもつながる。

 原子力ムラの学者たちはこれまで、内部被曝の問題に関して、特定のがんと奇形くらいしか因果関係を認めようとしていなかった。内部被曝を巡る調査研究は、放射能の恐ろしさから市民の目を逸らす目的で、事実を曲げようと行動する似非科学者たちとの闘いでもあるのだ。
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