FC2ブログ
Loading…

風呂の湯加減から考える「地球温暖化」の真偽

Posted by Ikkey52 on 03.2014 地球温暖化   0 comments   0 trackback
 テレビニュースを見ると、どこのチャンネルも殺人事件報道のオンパレード。いよいよこの列島もおかしくなってきたか、と思いたくもなるが、日本国内で凶悪犯罪が年々増えているような事実はない。ひと続きのニュース番組で、取り上げるネタ、並べる順序、時間配分などをひっくるめて「献立」と呼ぶことがあるが、視聴率競争がニュースにも及んで以来、栄養バランスを欠いた献立が当たり前になってしまった。

 気象はニュースを形作る必須栄養素のひとつと考えられてきたし、今もそうだ。ある時期まで気象ニュースの花形だった「季節感」に代わって、最近は、ゲリラ豪雨、超大型の降雹、局所的竜巻、と「異変」が主役に躍り出ている。「異変」であれば何でもアリの大安売り状態だ。しかし、一時期のように「異変」のメカニズムを説明するのにすぐ地球温暖化を持ち出す論調はぐっと減った。メディアが正気を取り戻したのか。

  「地球温暖化」を疑う科学者のひとりに中部大学教授の武田邦彦がいる。以下、武田の着眼点を見よう。
 風呂の中の空気を暖めても湯船に張った水は熱湯にならないが、湯船に熱い湯を張れば風呂の中の空気もそれなりに温まることを、私たちは知っている。水の熱容量が空気よりずっと大きいからだ。さて、気象庁のデータによると、過去100年間の太平洋の海水温は同じペースで少しずつ上昇しており、地球温暖化にお墨付きを与えている国際組織IPCCの見解を裏付けているように見える。ただ、気象庁の水温観測は主に船舶でなされたもので、船舶が海上の一点にずっと停止していたわけではないから、別の角度から気象庁データの正しさをチェックする必要がある。水と空気の熱容量の違いを踏まえると、もし太平洋の水温が実際に上がっているのであれば、太平洋を囲む陸地(特に沿岸部)の気温も上昇するはずだ。ところが、ハワイ、香港、南鳥島、アンカレッジ、サンフランシスコの気温はどこも約100年間あまり変わっていなかった。ちなみに地上温度の測定は、海上よりもずっと歴史があり信用に足る。

 武田は、「それに加えて『理論』との整合性も大切で、太平洋の熱容量や大気と海水面の伝熱係数、海流の動き、海水面撹拌状況から言って、太平洋の海水温度が20世紀の初頭から同じようなペースで上昇する原因を見いだすことはできない」と追い打ちをかける。
http://takedanet.com/2014/06/post_4f72.html

 政府がIPCCの見解を無批判に環境行政の寄り所としている以上、国交省傘下の気象庁技官は逆らえないのか。武田は、「科学より社会に興味のある人、政治に関心のある人は科学者を止めた方が良い」、と皮肉っている。
 話が戻るが、この国のマス・メディアは地球温暖化論のまやかしにようやく気づき、言及を避け始めたのか。いや、もしそうならば取材で白黒つけてくれるのが報道機関のはずだが、そんな殊勝な仕事は寡聞にして聞いた試しがない。単に思考停止なのであれば、マス・メディアも権威に弱い気象庁技官を笑える筋合いではない。
スポンサーサイト




  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://ikkey52.blog27.fc2.com/tb.php/195-a51dbff7

プロフィール

Ikkey52

Author:Ikkey52
ジャーナリスト 札幌生まれ
父方は、奈良十津川郷系+仙台伊達藩亘理系。母方は東三河豊橋系+肥前鍋島藩系+加賀藩系

ショッピング

トラベル

オークション

最新トラックバック

ラビリンス

デラシネ通信

ブログランキング

ブログランキング

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR